〇言いたいことは何なのかを知る
私が語学学校に通っていた頃、
英語でエッセー(論文)を書く
授業がありました。
【頭が柔らかくなる】
と表現したかったので、
「柔らかい」を辞書で調べました。
柔らかい:flexible
早速この単語を使い、
‘It makes our brain flexible.
(それは私たちの脳を柔らかくする)’
と記して提出しました。
ちなみにmakeは作る以外に
【make:~させる】
という意味があります。
すると先生はギョッとして、
この文だと
「脳みそをグニャグニャにさせる」
になってしまうと教えてくれました。
この文の意図を尋ねられ、
「脳が経験を経て成長し、
あらゆる対応が可能になる」
と説明しました。
すると、それは
‘mature(成熟した)’
が近いんじゃないかと
指摘されたんです。
私にとっては目からウロコがボロボロ落ちた瞬間でした。
最終的にエッセーには
’It makes us mature.
(それは私たちを成熟させる)’
と記しました。
「頭が柔らかい」
という日本語にこだわって
辞書を引くと、
私が作ったような一文になります。
でも柔らかいというのは
比喩表現で、
「私たちは成長する」
と結局は言いたかったんです。
日本語で言いたい言葉を
辞書で調べると、
時にとんでもない文章に
なってしまうという良い例だと思います。
『しつこいくらいにIを言いましょう』
の記事でも記しましたが、
「行ってきます」は
”See you”で良いですし、
「ただいま」は
”Hi”で良いんです。
大事なのは、
結局自分は何を言いたいのかを
明確にさせることです。