look,see,watchの違いをはっきりさせよう

Image by Christel SAGNIEZ from Pixabay

〇「見る」にもいろいろある

【みる】といっても、
たくさんの意味があります。

日本語では
見る、観る、診る、視る、看る
と漢字で区別をつけられます。

英語にも同様に
いくつかの【みる】
という単語があります。

中でも今回は、
中学で習った
look, see, watch
をおさらいしましょう。

それぞれ調べると
たくさんの訳が出てきますが、
基本的なコア(核)イメージ
理解すると
使いやすくなります。

それぞれのコアイメージを
順にみていきましょう。

〇lookのコアイメージ

lookのコアイメージは
【意思を持って視線を向ける】
です。

Look!
(ほら!見て!)

意志ある視線
偶然見えるのではない視線
向けさせようとしています。

視線が向かう先を示すため、
多くは前置詞とセット
使用します。
(※詳しい説明は後に記します)

lookを使って「見る」と
言う場合は、
ザックリした地点・場所を
指すためのatとセットにし、
【look at~: ~を見る】
となります。

Look at that!
(あれ見て!)

〇seeのコアイメージ

seeのコアイメージは
【見える】【視界に映る】
です。

lookと異なり矢印が目に
向かっていってます。

I saw him at this park yesterday.
(昨日この公園で彼を見たよ)

lookのように
意識して見たんじゃなく、
「視界に映った」という
ニュアンスになります。

かくれんぼをしている子を
見つけたとき、
I see you!
(君が見えるよ!)
なんて使い方もよくします。

例えば、
A: Look at that! Is that UFO?!
(見てあれ!アレってUFO⁈)
B: What? I can’t see it.
(え?見えないよ)

Aさんはlookを使いBさんの
視線を向けようとしますが、
Bさんはseeを使って
視界に映っていないことを示しています。

lookとseeの違いが
ハッキリしてきたでしょうか?

〇watchのコアイメージ

watchは
【観る】
【動いているものをしっかりと見る】
ときに使います。

watchの矢印はデカいです。
しっかり観るんです。

I watch TV.
(私はテレビを観る)

テレビは動かない物ですが、
観るのはテレビの中の動く
画像のはずです。

テレビがついていなければ、
【視線を向ける】look atや
【見える】のseeを使うこともありますね。

He likes to watch baseball games.
(彼は野球を観るのが好き)

watchはテレビや試合など
を観る際によく使われます。

look, see, watchの
コアイメージがつかめたら、
今度はそれぞれの単語の
他の使い方も知っていきましょう。

〇lookのいろいろ

lookのコアイメージは
【意思を持って視線を向ける】
でした。

先にも述べましたが、
lookは前置詞とセットで
用いられることが多い単語です。

まず前置詞はきちんと
理解しているでしょうか?

前置詞とは日本語における
助詞みたいなものです。
つまり、
「は」「へ」「から」「と」
などです。

例えば、
「学校行く」
「学校から行く」

この2文を見て分かるように、
「へ」や「から」によって
意味が全く異なります

たった一文字、二文字ですが、
文の中ではかなり大事な役割を
しているんです。

英語でも同じで、
前置詞は英語を話す上で
とても重要な単語なんです。

lookに話を戻しましょう。
lookはどの前置詞とセットに
するかで様々な意味が生まれます。

そのため学校では、
lookを使った単語・熟語が
テストによく出ます。

いくつか例をあげてみましょう。

・look for: 探す
lookのコアイメージはやはり
【意識して視線を向ける】です。

forは「~のため」という意味
がある前置詞です。

「~のために意識して見る」
→「探す」
となるわけです。

・look after: 世話をする
afterは「~の後」の意。
~の後をついて行って見る
ようなイメージで、
「世話をする」
になります。

・look around: 見回す
aroundは「周り」の意。
「周りを見る」
→「見回す」

・look forward to: 楽しみに待つ
forwardは「前へ向かう」
イメージです。
「前」とは
「実際の目の前のこと」
だったり、
「将来のこと」
だったりします。

「未来を意識して見る」
→「楽しみに待つ」
となります。

lookを辞書で調べると、
たくさんの意味が出てきます。

たくさん会話して、
練習して、
こんな言い方をするのか!
と少しずつ慣れていき、
やっと自分でも使えるように
なる奥深い単語です。

私も昔はlookが使い辛かった
のを覚えています。

〇seeのいろいろ

seeにも様々な意味があります。
seeのもう一つのイメージを
見てみましょう。

seeは視界で捉えた情報を
頭の中まで浸透させ
【深く見る】
という意味もあります。

日本語の「見える」にも
【目に映る】という意味と、
「カラクリが見えてきた」
といったように
【頭の中に映る】という
意味がありますよね。

以下は【深く見る】意味での
使い方です。

【調べる】
の意味が加わった「見る」
May I see your ID?
(あなたの身分証明書を見ても良いですか?)

【理解する】
I see.
(分かりました)

〇watchのいろいろ

watchのコアイメージは
【観る】
【動いているものをしっかりと見る】
でした。

watchの意味は
【しっかり見る】から
ブレがありません。

We have to watch our baby.
(赤ちゃんをちゃんと見ていなきゃ)

He is watching us.
(彼は私たちを見張ってるんだ)

Watch out!
(気を付けて!)

Watch where you’re going.
(ちゃんと前見て歩いてよ)

【しっかり見る】
という行動の背景に、
愛情・疑心があるかなどは
気にしません。

お世話する意味だったり、
監視する意味だったり、
注意の意味が込められたりします。

以上、【みる】の意味を持つ
look, see, watch
をおさらいしてみました。

今回は慣れないマウスでの
お絵描きに挑戦したんですが、
皆さまにうまく伝わって
くれれば嬉しいです。

それぞれのイメージは
ハッキリしてきましたか?

他にも
stare(ガン見する)
gaze(驚きなどをもってじっと見つめる)
glance(チラ見する)
といった【みる】があります。

慣れてきたらどんどん語彙を
増やしていってください。

まずは今日から自信を持って
look, see, watchを
使いこなしましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。