人見知りな子が多い件

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〇人見知りな子多過ぎ

生徒さんの新規申し込みで
よく聞くのが、
「うちの子すごい人見知りなんです」
という言葉です。

本当に多いです。
8割以上が人見知りなお子さん
です。(当教室調べ)

人見知りをしない子は珍しいです。

子供たちはみんな
お母さんやおばあちゃんの
後ろに隠れ、
何か言いたいことがあると
保護者の方にに耳打ちし、
教室を出た途端元気になり
保護者の方をバッグ等で叩いて
「早く帰ろう」
と急かします。

驚くほどみんな同じような
行動をするんです。

私の幼い頃を振り返り思うのは
「こんなに人見知りな子って
多かったっけ?」
ということです。

〇経験不足からくる人見知りもある

私も子供の頃は若干人見知りな
ところもありました。

ですが学校や親から
みんなにご挨拶しましょうと
教えられていたこともあり、
誰と会っても
「こんにちは」
のご挨拶は欠かせませんでした。

すると、よく知らない道行く
おじいちゃんやおばあちゃんたちから
「学校終ったの?」
「きちんと挨拶出来てエライね。どこの子?」
なんて会話が始まります。

もじもじしながら
「うん」
「その家」
なんて答えてました。

そこで会話が終れば良いんですが、
「ああ、○○さんとこのお孫さんか」
「大きくなったね」
「何年生?」
なんて立て続けに
言葉が返ってきます。

緊張しながら
次々やって来る言葉に返し、
最後に「バイバイ」と言って
お別れした時の達成感たるや。

家に帰って家族にそのことを
全て報告していたのを覚えています。

ですが今は防犯上の理由から、
知らない人に挨拶しないように
と教えられることもあると聞きます。

挨拶という最初の一声を
知らない人にかけてはいけない
といのは致命的です。

初めて会う異なる年代の人との
コミュニケーションを
一人で取ることを、
学ぶ機会が減るんです。

今年は新型コロナがあり、
子供たちにとって
他人とコミュニケーションを
取る機会が激減しています。

知らない人どころか
友達とだってまともに話せる
機会が持てない時期がありました。

人とどうコミュニケーションを
取ったら良いのか、
分からなくなるのも無理はないと思うんです。

〇かわいい子には経験させよ

以前中国で、
小学生にも満たない子が
高層階から飛び降りて死んだ
というニュースがあったと、
中国出身の友人が話していました。

ビルから飛び降りた子は
空を飛べると思ったようです。

アニメの影響のようですが、
そんな事件はどこの国でもあります。

「だから私たち大人は
子供たちをしっかり
見ていなきゃいけない」
友人は言いました。

そりゃそうなんです。
安全対策もしなければいけません。
でもそれで終る話でしょうか?

私には違和感がありました。

彼らは身近な
もうちょっと低いところから
飛ぶという練習をしなかったんでしょうか?

子供の頃、
「人間は空を飛べるか」
と大真面目に友達と話したり、
考えた時期はありました。

漫画や映画、
ゲームの影響もあって、
飛べるか分からないけど
とりあえず強くなるためにと、
ちょっと高いところに上ってジャンプしてみました。

ものすっごい足がしびれるんですよね。

子供ながらに
「フツウにジャンプするんでは
人間は空を飛べない」
ことに気づきましたし、
何かしらの細工が必要だと
思いました。

高層階から飛び降りた子は、
練習をしなかったんでしょうか?
なぜ?

これは想像ですが、
ひょっとして周囲の大人たちは
子供たちが可愛いあまりに
危ないことを何もさせなかった
のではないでしょうか?

転んで、
失敗して、
泣いて、
痛みを感じて、
そこから学べることは多いはずです。

多くを学ぶための、
大事なステップの一つなんです。

取り返しのつかないことに
なる前に、
小さな経験と練習を
たくさんさせてあげる必要が
あるのだと思います。

〇いろんな年代の人と話す機会を持たせてあげましょう

私たちはとかく
「今時の若い奴は」
「これだから年寄りは」
といったように
異なる年代を敵視しがちです。

これらはお互いの置かれている
状況を理解していない、
無知からくることも多いと思います。

コミュニケーションスキルを
上げるためには
相手の身になって考えることが必須です。

そのためには多くの人と会話し
自分と異なる視点を
理解しようとする
ことです。

それらは他人と挨拶して、
会話するところから始まります。

安全確保のため
難しい状況もありますが、
他人とコミュニケーションを
取ることは
生きていく上で重要なことです。

子供たちに
人とのコミュニケーションの
取り方を学んでもらうため、
ご家族の方が多くの人と会話を
楽しむ姿を見せていきましょう。

保護者の方が見守る中で
子供たちにもたくさんの人々と
会って会話する機会を
持たせてあげてください。

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