中学で習う英語で実際に会話してみる

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〇辞書をひくのは最後に

言いたいことを
英語で言おうとすると、
「あれ、これは英語で
何と言うんだろう」
と辞書をひきたくなります。

でもそれ、
ちょっと待ってください。

本当に今知っている単語で言うことはできませんか?

日常会話のほとんどは
とても単純な単語で
成り立っています。

中学生で習う単語ばかりです。
特に中学1年生で習う単語は
大活躍します。

言えない!と諦める前に、
自分の知っている単語を
総動員して
伝える努力をしてみましょう。

〇忘れ物をした

「忘れ物をした」
と英語で言いたいとき、
あなたはどうしますか?

英語の基本は
【主語+動詞+目的語】
つまり
【誰が+どうする+何を】
の順番です。

この文の主語は
「私が」を意味するI
で始まります。

問題は動詞です。
「忘れ物をする」
をどう表現するかです。

どんな単語だったら
あなたは言えるでしょうか。

「忘れ物をする」ではなく、
「忘れる」だったら
中学で習います。

forgetです。

「した」なので過去形にして
forgotを使います。

過去形を覚えていなければ、
doの過去didを加えて
did forgetでも通じます。

次は【何を】が入りますので、
自分が実際に忘れたものを
そこに当てはめれば良いんです。

I forgot (忘れた物).

例えば財布を忘れたとしましょう。

すると今度は「財布」を
辞書で調べたくなりますよね。

財布はwalletやpurse
と言うんですが、
会話を止めて調べるのも
中々難しいです。

知らない単語は
知っている単語に
言い換え出来ないかを
考えてみましょう。

財布の中身だったら
言えるんじゃないでしょうか?

お金、moneyです。

英語の鉄則として、
名詞(物の名前)を使うときは
数や所有者を気にします。

なのでmy moneyとでも
しておけば良いでしょう。

更に、
「どこに」も付け加えると
分かりやすいです。

I forgot my money at home.
(私は家にお金を忘れた)

at homeの代わりに
in my house(私の家の中に)
でももちろん大丈夫です。

forget以外の中学英語だと、
leaveを使うことも出来ます。

leaveは
「去る」という意味の他、
「(そのままにして)去る」
つまり
「残す」
という意味もあります。

leaveの過去形はleftなので、

I left my money at home.
(私は家にお金を置いてきた)

結局は同様の意味になりますね。

〇買ってもらった

「お母さんにゲームを買ってもらった」
と言いたいときは
どうしましょうか?

この日本語の文章は
主語が書かれていませんが、
「私が」買ってもらったことは
暗に分かります。

ではこの日本語の通りに
「私が」を主語にすると、
「買ってもらう」
という動詞が必要になります。

そんな単語知らない!
と焦らないでください。

「買う(buy)」
なら中学生で習います。

「買う」の過去はbought。
過去形が出てこなければ、
did buyでもOKです。

買ったのはお母さんなので、
主語をお母さんにすれば
「お母さんがゲームを買った」
という事実を言うことができます。

My mom bought the game.
(お母さんがゲームを買った)

最後に「私のために」を
付け加えちゃえば良いんです。

My mom bought the game for me.
(私のお母さんが私のためにゲームを買った)

言いたいことはしっかり言えていますね。

〇重要書類を保管する

まず主語から見ていきましょう。

自分一人が保管するならIですが、
会社など、みんなで
保管しているなら
Weを使います。

次は動詞の
「保管する」ですが、
辞書で調べるとstore
一番最初に出てくるかも
しれません。

コンビニエンスストアの
ストアです。

storeは
「店」という名詞と
「備蓄する・保管する」
という動詞があります。

多くの名詞は動詞も存在するので一緒に覚えておくと便利です。

storeは中学で習わないので
すぐには出てこないと
思います。

それなら
「保つ」という意味の
keepを使ってみては
どうでしょうか。

I keep important documents.
(私は重要書類を保管する)

「重要」は
中1で習うimportantを使えば
良いですし、
「書類」はdocumentですが、
出てこなければ代わりに
paperを使えば良いです。

〇とにかく練習あるのみ

知らない言葉の多さに
焦るよりも、
知っている言葉を
駆使することに
力を注いでみてください。

英語での日常会話は
中学英語で溢れています。

難しい単語を使うよりも、
簡単な単語で話してくれる方が
聞き手にも分かりやすいです。

自分の知っている単語を使って
話す練習をしていけば、
日常会話にも慣れていくはずです。

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