いつかは日本語に訳さず英語で理解しよう

〇後ろから訳すクセがついていませんか?

日本語と英語の違いの一つが文法です。

例えば
I go to America.

これを分解すると、

私は:I
行きます:go
アメリカに:to America

という語順です。

一般的な日本語に訳すと、
「私はアメリカに行きます」
となります。

日本語と英語は語順が違うんです。

確かに、後ろから訳すと
違和感のない
自然な日本語になります。

そのため人によっては、
後ろから訳すように習ったかもしれません。

あなたが翻訳家になりたいのならともかく、
英会話を学ぶ上では
美しい訳をしようとするのは
やめましょう。

 

〇後ろから訳すと最初を忘れる

Where did you go shopping last Sunday?
といった質問をするとします。

みなさんの頭の中はどのように働くでしょうか?

(えーっと、Last Sundayだから
先週の日曜日、
えっと
あれ?
Did you goって行ってたかな?

じゃあ先週の日曜日ショッピング行った?
って聞いてる?)

”Yes, I did !”

後ろから訳そうとすると
前の方を忘れちゃうんです。

Where did you go shopping last Sunday?
(どこにあなたはショッピングに行きましたか?先週の日曜は。)

生徒さんに質問をしたところ、
文中に
shoppingとあるため

「先週の日曜にショッピングモールに行きましたか?」

だと思い込んでいました。

分からないとき人は
想像力を働かせて
言ってもいない言葉を付け足します。

そして冒頭のWhereは全く頭に残っていません。

これは多くの生徒さんに当てはまります。

どこに?と聞かれているので、

I went to the ○○shopping mall.

といったように、
場所を答えるのが正解です。

板書すれば簡単に理解できる
質問なのに、
会話だと見当はずれな答え方を
する方が本当に多いです。

 

〇会話にはテンポが必要

”Hi! How was your day?”
「えーっと、えっと、」
”Eight?”
「(your dayがあなたの一日で、Howがどう?だから…)」
”All good?”
「あ、ちょっと待って!
Wait a minute, please!
”Ah..Okay……”
(あなたの一日はどう?
って聞いてきたのか!
)
”……”
Good!」
”…I see.”

こんな会話ばっかりだったら、
相手が返事を待ち疲れて
会話なんて続かなくなります。


英会話でキレイな日本語を
考える時間なんてありません。

日本語の勉強ではないので、
ザックリと意味がわかれば良いんです。

英語を話すときには
日本語に訳さず英語で考える
ことが理想です。

 

〇いつかは英語のままで理解するために

とは言え、最初から英語で
考えるなんていうのはまず無理です。

私たちの脳みそは日本語に慣れきっています。

「いつか日本語に訳さず英語で理解する」
ことを意識し、
ザックリな日本語訳をしていきましょう。


先に述べましたが英語と日本語は語順が違います。

In the box
「箱の中」です。

でもそのままの順番で訳すと
「中の/箱」


後ろから訳せと言っても、
まるっきり異なる意味に
なっちゃう(;゚Д゚)!

そうなんです。

英語を日本語に
そのまま訳そうとすると
無理がくるんです。

だって英語と日本語は
基本的な文の仕組みが
全然違うんですから。


そこで、
出来るだけセットで訳してみる
という提案です。


例えば前置詞(
In, on, toなど)は、
その名の通り何かの前に置かれます。

セットとなる語は必ず後ろです。

それぞれの単語にはイメージを持ちましょう。

In~:~の中】
on:~の上】
to~:~に向かっていく】
といったイメージです。

言葉でなく、あくまでもイメージです。

テストで日本語訳するときには
そのイメージから思い浮かぶ
ピッタリくる日本語を充ててください。

 

〇主語と動詞もセットで

I had a big dog when I was a kid.

I:私は
Had:持っていた

でなく、
主語と動詞はセットで把握
してしまいましょう。

I had:私は持っていた。

一つ一つの単語を
訳している内に、
何が何だか分かんなくなって
しまうからです。

A big dog
一匹の・大きい・犬
と小分けせずに
セットで捉えましょう。

A big dog:大きな犬

when(疑問文でない):~のとき
I was:私は~だった
a kid:子供


例文を前から訳していきましょう。
/は意味を捉えるための区切りです。

I had / a big dog / when / I was / a kid.
(私は持っていた。大きな犬を。私が子供だった時)


英語は全て、
主語
(誰が)
動詞(~する/~だ)
目的語(~を)
が要の部分です。

慣れてきたらセットの中身を
更に大きくしていきます。

主語・動詞・目的語は1セットです。


一般動詞
(have, like, go …)
(主語)(目的語)(一般動詞)する】
I have a dog.
(私は犬を持っている)

Be動詞
(主語)(目的語)だ】
という主語=目的語という状態を示します。
I am Ken.
(私はケンだ。)
I am in Japan.
(私は日本の中だ。
→私は日本に居る)

それぞれ目的語が小さければ
セットに組み込みやすいはずです。

I had a big dog / when I was a kid.

上記の例文なら
2セットで捉えられるように
なるのが理想です。

 

〇助動詞もセットに追加で

助動詞(can, will, shouldなど)
名前通り動詞の意味を助ける
役目を持つものです。

なので当然ここは動詞とセットで把握します。

I can go.
(私は行ける。)

I will go / to a shopping mall.
(私は行くつもり。ショッピングモールに。)

I should go / to school / early.
(私は行った方が良い。学校に。早く。)

主語・助動詞・動詞はセットです。


I can do / it / for you.
(私は出来る。それを。あなたのために。)

慣れてきたら

I can do it / for you.

もっと慣れてきたら
上記の文には区切りをつけずに
把握出来るようになるでしょう。

 

それぞれの単語のイメージが
定着したらセットを作る。

セットを作って前から訳す。

だんだんとセットの容量を
増やしていき、
いつかは日本語に訳さずに
英語で理解出来るように
日々トレーニングしてみましょう。

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